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スタッフ インタビュー

憧れの訪問看護師へ
私とエフリオとの運命的な出会い

看護師  2023年5月入社 訪問看護

Kさんは、都内の病院で長年透析の仕事に携わってこられましたが、2023年5月にエフリオに入社され、現在はパートタイム勤務で訪問看護師をしています。
プライベートでは二人のお子さんを持つママ。下のお子さんは10カ月と、まだまだ手のかかる時期ですが、これまでの仕事内容とは異なる訪問看護師に転身した理由やエフリオとの出会いなどについて伺いました。

これまでの経歴をおしえてください

私は看護師として都内の病院に勤務し、10年以上透析の仕事に携わってきました。
その間に結婚、第一子出産後は育児休暇を取得し、職場復帰しました。
途中転院しましたが系列病院でしたので、転職は今回が初めてです。

第二子出産後は少しゆっくりしたいと思い、都内の病院を退職しました。
ところが、仕事の現場から離れることの怖さ、とりわけ仕事に対する自信がどんどんなくなるような気がして、すぐにでも働きたいと考えるようになりました。
実家の母にも相談しましたが、まだまだ子どもには手がかかる時期ですので長時間働くことができません。
迷いながらも、ある就活サイトでエフリオを紹介され、短時間勤務の条件でも採用いただけることとなり、5月よりパートタイマーとして午前中だけ勤務しています。
みなさんの協力があったおかげで、早めの仕事復帰ができました。

お仕事の内容を教えてください

訪問看護は、ご利用者さま宅へ訪問し、それぞれ必要なケアを行います。
内容はご利用者さまにより異なりますが、安否確認、おむつ交換、入浴介助、薬のセッティングと提供、食事の提供などです。
特に、肺の音を聞いたり、呼吸数や血圧測定など、ナースでなければできないことがあり、資格が活きている仕事だと思います。
訪問時間は契約により異なりますが、15~45分程度です。

この仕事を選んだきっかけ、理由は?

年子の姉が助産師だったことや、幼いころから母の勧めもあり、看護師の道へ進みました。
姉とはとても仲が良く、仕事のこともいろいろと話します。
また、姉も出産をひかえているので、お互いに相談し合うなど、一緒に子育てしている感じでとても心強いです。
それと訪問看護の職を選んだきっかけは、エフリオさんとの出会いが大きいですね。

エフリオとの出会いとは?

勝手に私は運命だと感じています。(笑)
実は、最初にエフリオと出会ったのは利用者としてなんです。
病気になった義父を自宅へ呼び寄せ、診ているときにお世話になったのがエフリオでした。父を診に来てくれたナースがみなさんカッコよくて…。
義父を看取ってから、「いつかは自分も訪問看護師になりたい」と思うようになりました。
でも、「透析しかやってきていない自分に訪問看護師ができるのかな…?」と不安な気持ちの中、就活サイト経由で最初に紹介されたのが偶然にもエフリオだったのです!
ただ、透析に携わった以外に経験がなかった私は、経歴書に書ける経歴がほとんどありませんでした。絶対に落ちると思っていましたが、採用していただけたのです。

入社してから実際に仕事をしてみていかがでしたか?

採用いただいたものの、不安な気持ちはありましたが、ご利用者さまのところへ一緒に行ってくれた先輩に背中を押してもらいました。
できたことをひとつずつほめてくれ、「自信を持って!」と応援してくれたおかげで、憧れの訪問看護師になれました。
私は阿佐谷が地元なので、もしかしたらお祭りで一緒に神輿を担いだおじいちゃんを診に行くことがあるかもしれませんね。お世話になった方たちの力になれたら嬉しいです。

仕事をする上で常に心掛けていることはありますか?

ご利用者さまの様子の変化に気が付けるように心がけています。
複数のスタッフが担当しますので、訪問スタッフはご利用者さまに何か変化があると、気を付けて欲しいことや、やっておいて欲しいことをスマートフォンで必ず情報共有します。
これを基に、次に行ったスタッフは確認や対処をします。
これができないと、私の存在意味がないと心に刻み、昨日の夜間帯と朝とで様子が違っている点や変化に気が付けるよう、常に心掛けています。

大変だと感じることはどんなことですか?

1つ目は移動です。天気に関わらず自転車で移動するのですが、雨が降ったり、暑かったりする中での移動は本当に大変です。

2つ目は、病院と違い物品が少ないことです。
先輩に言われた「お金がある、なしに関わらず、最低限の物品で看護するように。それが気遣い。訪問看護師の技術だと思う」という言葉が印象に残っています。
病院には物品がたくさんありますので、清潔を保つために一度使ったら次から次へと交換します。ところが訪問看護の現場は違います。もちろん清潔を保つことは必須ですが、技術でカバーしなければならず、大変です。
そして物品を使ったら、次の人のために必ず元に戻すこと。
これらは簡単そうで案外難しいのです。

3つ目は、家族が近くで見ている中で仕事をすること。最初はとても緊張しましたが、今では家族の方たちと会うのも楽しみのひとつとなりました。

嬉しかったこと、やりがいを感じることは何ですか?

嬉しいことは、ご利用者さまに「また来てね」と言われることですね。
自宅で生活をしたいけれど、看護の手が必要という方の生活を少しでも支えられているかと思うと、自分がこの仕事をしている意味があるのだな、とやりがいを感じます。

最後に訪問看護の仕事を考えている方へ、メッセージをお願いします

訪問看護の仕事を考えている方に言いたいことは、この仕事は最高の仕事だということ。
訪問看護師になりたい理由は様々だと思いますが、ご利用者さまの生活を支えたいと思っている方は、思い切って飛び込んでみることをおススメします。
私も入職してまだ日が浅いので、本当に大変なことはこれから出てくると思うけれど、はじめてみて本当に良かったと思います。
トライの精神でやってみるのもいいと思います。
今は、自分が動ける時間帯に仕事ができることに感謝の気持ちでいっぱいです。

<社長からのひとこと>
当社では子育てでブランクがあっても、看護師として復職し、活躍しているスタッフがいます。フルタイムではなく短時間の勤務から、育児と仕事を両立し、看護師としての専門性を活かし働くことができます。